「大図」から小さな地図(「中図」「小図」)を作るには、縮図(しゅくず)という方法を使用します。
それは、図のように「もと図」の隅に縮図に使う用紙をおき、ここに一点の針穴(はりあな)Cをあけます。
これを中心として点Cから、点1aまでの長さを「縮図尺(しゅくずしゃく:ちぢめためもりのついた「ものさし」のこと)」で測り、このあたいの何分の一かの長さを、ちぢめる紙の上にとります。
そこに針穴(はりあな)をあけ、これをむすぶということをくりかえして「中図」(一里を6分で)や「小図」(一里を3分で)が作られます。
これを逆転させて、小さな設計図をもとにして、拡大すれば「ナスカの地上絵」のようなものを描くことができます。