地図をつくるには、角度も測ります。 角度を測るときには、おもに「わんからしん」または「つえさきらしん」などとよばれるきかいをつかいました。 つえのさきに、いつも水平になる工夫がある、方位磁針(ほういじしん)がついた器械です。これを使用して、ある方向の北からの角度を知ります。 読み取った各地点でのあたいを、歩測のときと同じように「野帳(のちょう、またはやちょう)」とよばれる、ノートに書き込みます。