い の う た だ た か  ま め じ て ん


−伊能忠敬へのぎもんに答えます−

3.伊能忠敬は、どこで測量などの勉強をしたのですか

 49歳になって、江戸へ出た忠敬は、子どものころからの夢だったのでしょうか、天文・暦学(れきがく;こよみについての学問)を学びます。
 そのころ、江戸では一番の天文・暦学の先生であった高橋至時(よしとき)先生の門人になりました。
 そのとき、至時先生は30歳でした。
 19歳も年上の、いなかから出てきたおじいさんが、江戸で超(ちょう)有名な先生について勉強を始めるには、どうしても勉強がしたいという、それは熱心な気持ちを持っていたからだと思います。そこが、ふつうの金持ちおじさんとのちがいです。
 今でいうなら、60、70歳になってから、一流大学の大学院で勉強をはじめたくらいのことでした。
 ということで、忠敬の測量は高橋至時先生から学ぶ、天文学や暦学の中で勉強しました。


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