ま み や り ん ぞ う  ま め じ て ん


−間宮林蔵へのぎもんに答えます−

3.どこで、だれから測量を学びましたか


林蔵くん

 15歳ごろまで、上平柳(かみひらやなぎ)ですごした林蔵少年は、自宅(じたく)の近くを流れる小貝川で行われていた、せき止め工事(せきとめこうじ:水害をふせぎ、農業に使う水を利用しやすくするための工事)に、きょうみをもちました。
 林蔵少年は、朝早くから日ぐれまで川の近くに立ち、ねっしんに工事の進みぐあいを見ていました。
 そのようすが、工事をたんとうしていた役人の目にとまりました。
 そして、いつの日からか、お役人の雑用(ざつよう:こまごまとした仕事)を、手つだうようになったのでした。
 
 その後、幕府役人(ばくふ やくにん)の一人であった、村上島之允(むらかみ しまのじょう)といっしょに各地をめぐり、土木工事(どぼくこうじ:川や道路などを作る仕事)や絵図(えず)の作成を手つだいながら、いろいろな技術(ぎじゅつ)を勉強しました。
 さらに、各地の調査(ちょうさ)や測量(そくりょう)にも出かけることになり、その中で測量と地図作りを勉強したといわれています。


はじめ、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 10111213
copyright (c) オフィス 地図豆 All right reserved.