でんでん地図
前に説明した@の地図つくりをする場合は、「もとになる地図」は手つくりしませんが、目じるしになる大きな道路や建物などに色をつける、あるいは、「○○小学校」などと大きな文字を少し書きこむことで、分かりやすい地図ができます。
@やAのばあいでも、じょうほうを書きこむ場所が必要です。書きこむ場所が少ないときは、大きな紙に「もとになる地図」をはりつけて使うことになります。
Bの場合ですが、「もとになる地図」をかくだいコピーした地図などを手本にして、つくります。
長さや面積がかんけいするときなど、手本になる地図をもとに、どうしても伊能忠敬(いのうただたか)のように、正確に作りたいときは、、「かみしばい 伊能忠敬の地図作り」の「地図をちぢめる」をさんこうにしてください(かくだいするときもおなじ)。
それほどでもなくても、正確に作りたいときは、手本にした地図に書かれた方眼をたよりに作ります。そのときでも、手本にする地図の、ぜんぶを書きうつす必要はありません。道について調べたときは、道とそのしゅうへんだけ、一つの公園について調べたときは、公園の中とそのしゅうへんだけの地図を作ればよいのです。
大部分の場合は、手本にする地図をさんこうにはしますが、せいかくさよりも、「あんなに遠かった」、「こんなに大きかった」、「どこまでもまっすぐだった」といったように、ちょうさしたときの気持ちをだいじにして、作るがよいと思います。
始めにもいいましたが、それぞれがとくいな方法(写真、スケッチ、マンガ)や材料(紙、色鉛筆、くれよん、水彩、折り紙、ダンボール、布、葉っぱ、木、石)を使用し、とくちょうのある地図作り(一枚紙、まきもの、カレンダー、円形、おりたたみ、本、グラフ)にちょうせんしてみましょう。
■わがまち地図つくり
■地図つくりをはじめよう
■町をしらべて
■さあ、地図つくり