鳥地図
じゅんびと、てじゅんについて紹介します。
てじゅんは、おおよそ下のとおりです。これにそって、地図つくりを始めますが、やはりだいじなことは、「何をつたえたいか」、「何をきろくしたいか」をはっきりさせることです。また、楽しくなければなりません。じゅんびすること、調べること、地図にすること、そのすべてが自分にとって楽しい方法で進めましょう。
たとえば、絵がきらいな人は、文字で、写真で、資料で地図にするとよいでしょう。調べ方も、人にお話を聞いたり話したりするのが、にがての人は、図書館でしらべる、それぞれの場所をよくかんさつするといった方法もあります。
1)テーマを決める・・・これまでの説明を参考にして、自分にとってきょうみのあること、ぎもんに思ったこと、楽しいことをテーマとしよう。
2)どうじに、どのような材料で、どれだけまで手づくりするかも決めておくとよいでしょう。それによって、調査の方法や集める資料もちがってきます。たとえば、手づくりに少ない方法なら、写真やパンフレットなどを多く集める必要があります。
3)がいりゃくの地図を用意する・・・ちょうさする場所をきめるための地図を用意しよう。地図は学校の資料や、町や市のパンフレットなどにもついています。
4)調査(ちょうさ)する場所をきめる・・・ちょうさする場所はどこがいいかは、ちょうさの目的によってちがいます。虫や草、建物や町、安全やゴミなどテーマにふさわしい場所をきめます。大まかな場所をきめたら、5)の「もとになる地図」を手に入れて、交通や安全なども考えて場所をきめましょう。
5)でも、「ここなら虫の地図を作るのによい場所かな」とよそうを立ててきめますが、よそうがはずれたら場所をへんこうしよう。
6)もとになる地図を手に入れる・・・ちょうさに使う地図は、以下のようなものが考えられます。
7)地図を拡大(かくだい)コピーし、「ほうがん」をいれる。どの地図も、かってにたくさんコピーすることはゆるされませんが、こじんがちょうさや研究のために、すこしだけコピーすることはみとめられています。
地図の縮尺を考えて、おおよそのちょうさするはんいをかこみ、そこに500mや1kmごとのに方眼線(ほうがんせん)を入れると、ちょうさのときにべんりです。
また、地図の縮尺にもよりますが、書きこみをするため、外で見やすいように拡大コピーするとべんりです。コピーは、ちょうさ用と清書(せいしょ)用と最低でも2枚は、必要でしょう。コピーする大きさは、画板の大きさに合わせるとべんりです。
もちろん、もとになる地図をそのまま使ってもよいです。
8)調査どうぐを用意する
テーマや作る地図によって必要なものがことなります。おおよそ、以下のようなものが必要になります。○しるしは、必ず必要なものです。
○画板(がばん:地図をはりつける)
○色鉛筆・クレヨン・けいこうペン(スケッチやメモに使う)
○メモ帳(お話を聞いた内容やちょうさしたことなどを書きます)
○地図
○水と食べ物、交通費などおこづかい
9)さあ、出かけよう!
出かける日や時間は、交通や安全なども考えてきめるのもよいでしょう。安全のためもふくめて、楽しく調べるには、一人でするより、ともだちや家族の人といっしょにすることをおすすめします。
10)メモをせいりする
調べてきたメモやスケッチをせいりします。
11)さあ、地図を作るぞ! あとで、くわしく説明します)
12)作品をせいりする。
できた地図を発表できるように、せいりします。ちょうさの目的・方法、地図についてのかんたんな説明などを、もう一度せいりしなおします。
■わがまち地図つくり
■地図つくりをはじめよう
■町をしらべて
■さあ、地図つくり