葉っぱの地図
町を歩いて地図をつくる。それは、いろいろな方向から町や野などを見て、きろくすることから始まります。
町などで、かんさつするものは、田や畑と森などの自然、道路や建物といった人工のもの、そしてそこにくらす人や動物まで、多くのものがあります。何をえらぶかは自由です。
また、つくる地図についても、地図の上に写真をはっただけのものや、手書きの絵地図から、パソコンの中の地図、そして正確に書かれた地形図と呼ばれるようなものまで、なんでもよいのです。
地図の材料も、紙にかぎりません。糸や布、板や葉っぱ、木の実だって地図や地図記号になります。形も色も自由です。
たとえば、かれ葉とその下にいた虫を調べ、三角形の紙にそれぞれの場所で取った虫に食べられた葉っぱをはりつけて、「三角公園の落ち葉と虫の地図」といったものでもよいのです。虫をはりつけることはできなくても、虫のぬけがらぐらいなら、セロハンテープではりつけてもよいでしょう。
ともかく、大切なのは何をきろくしたいのか、何をつたえたいのかという気持ちを大切にして、もくひょうをはっきりして表わすことです。もちろん、けんこうな人なら、いますぐ町を歩くことがはじまりです。
うーん、これではあまりにも自由すぎて、どこから、どのように進めてよいかわからないという方のために、「くらし」「美しい」「おもしろい」「むかし」「生きもの」といった見かたで、きっかけになる地図についてじゅんに説明します。
○公園の葉っぱの地図に、もうひとくふうするとしたら、何が考えられますか?
■わがまち地図つくり
■地図つくりをはじめよう
■町をしらべて
■さあ、地図つくり