4.美しいもの・すきなものを地図にする

ふしぎの月地図
ふしぎの月地図


 「美しいもの・すきなもの」とは、どのようなものでしょうか。それは、わたしたちのくらしや、町歩きを楽しくさせるでしょう。
 前でも説明しましたが、私たちのまわりには、気持ちいいことばかりではなく、ふべんなことや、いやなものもあります。そうしたことを地図にすることで、町にすむ人にきけんな場所を、わかりやすく知らせることができます。
 「美しいもの・すきなもの」と「みにくいもの・きらいなもの」のじょうほうが、これからの町づくりにやく立ちます。

 では、「みにくいもの・きらいなもの」ということではどんなことがあるでしょうか。
 ごみの多いところやよごれている場所、
 あかりの少ない道、
 草むらやみずべが多くこどもにとってきけんなところ、
 かいだんや坂道が多いなどのおとしよりにとって不自由なところ、
 じめじめして虫が多いところ、
 コンクリートへいにいたずら書きが多いところ、
 自転車がおいたままになって歩きにくいところ、
 自動車交通が多いなどでうるさいところ、
 そして、工場やよごれた水たまりなどでいやなにおいのするところ、
 といったものもあります。

 それぞれを反対にして、「美しいもの・すきなもの」におきかえれば、また、ちがった町が見えてきます。


あきかんの地図
あきかんの地図


○あきかんの地図のあらわし方に、もうひとくふうするとしたら、何が考えられますか?

 

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■わがまち地図つくり

  1. 地図つくりを始めるまえに
  2. どんな地図をつくるか
  3. 人のくらしを地図にする
  4. 美しいもの・すきなものを地図にする
  5. おもしろいから地図にする
  6. むかしと今を地図にする
  7. 生き物の目で地図にする
  8. ■地図つくりをはじめよう

  9. じゅんびとてじゅん
  10. ■町をしらべて

  11. 調査のまえに
  12. 調査をしよう
  13. ■さあ、地図つくり

  14. どれだけ、手づくりするか
  15. もとになる地図をつくる
  16. じょうほうの書きこみ
  17. わがまち地図みほん

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