「地図とは、一定の決まりのもとで地球のようすを紙などにあらわしたもの」です。
いいかえるなら、「どこまでも上から見た形を、一定のきまりのもとで、平面にあらわしたものであって、その中で立体も見せています。さらに、(ごく正確な地図にかぎりますが)そこにある情報は、地球の所番地である経度緯度と関連つけられている」ものです。
地図の中のある地点の高さは等高線で、経度緯度の位置の情報は地図の隅に書かれた経度緯度数値をたよりに知ることができます。
このような地図のきまりや知識を深めるには、みんなで“がやがや”地図を眺めて、「この地図記号は何を示しているのだろう」「ここにはどのような風景があるのだろう」などと、地図の言葉を聞くことから始めると楽しく学べます。あるいは、知識のある人のお話を少し聞き、その後参考図書を横に置き「地図記号を知る、等高線を知る、高さを知る、距離を測る、面積を測る、傾斜を知る、そして地図を読む」ことを体験するのが一番です。
地図の基本を知ることの詳細は、別のサイトなどで学ぶことにして、ここではかんたんな地図作りを学びます。
そして、一つの作業ごとに「なぜ、どうして」を考えることがあれば、一歩前進です。
さらに、そうした疑問(ぎもん)を参考書などで調べて解決することがあれば、もっと前進です。ここで、疑問点の例を上げておきますが、この例に限らず、もっとたくさんの「なぜ、どうして」を考えてみてください。
・等高線とはどのようなものだろう。
・地図記号はどのようにしてできたのだろう。
■地球の地図を作ってみよう
1.地図の基本を知る
- 地図は、地球のジオラマのようなもの!
2.かんたんな地図の作り方を知る
- 平板測量という方法
3.室内で地図作りを体験する
- だれでにも地図は出来る!
4.歩測という体のものさしを知る
- 伊能忠敬に近づく
5.もっと知識を高める
- もっと伊能忠敬に近づく
6.みじかな地球の地図をつくる
- 伊能忠敬を超える?
■そのほかの体験教室