私たちがつかっている地図は、いつごろからあるのでしょう。
 ずーっとむかしから、いまのような紙に書かれていたのでしょうか。
 むかしの地図に、日本はどのように書かれていたでしょうか。
 ”まさとくん”と、うさぎの”ラビーちゃん”といっしょに、地図の歴史(れきし)をたどってみよう。

まさとくん

ラビーちゃん
 
 
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その8 布(ぬの)に書かれた地図



 

 それで、つぎは日本の地図のれきしを、たどってみよう。  
 
  日本書紀(にほんしょき)という本には、640年ごろに地図を作ったことが、しるされているそうです。    
 
  日本で一番古い地図、どんなものが残っているのかな? やっぱり、ねんどに書いたもの?  
 
  もちろん、日本のむかしの人たちも、木や土などに地図を書き、使ったのだろうけど、そのような地図はの残されていないんだよ。  
 日本に残されたもので、一番古いものは、布(ぬの)に書かれたものなんだ。  
 荘園(しょうえん)といってね、きぞくやお寺などがもっていた土地にかんけいした、下のような地図なんだよ。どこにどれだけの田畑があるかをしめしたものなんだよ。  
 
 
東大寺荘園図(これは758年のもの)
 

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