私たちがつかっている地図は、いつごろからあるのでしょう。
ずーっとむかしから、いまのような紙に書かれていたのでしょうか。
むかしの地図に、日本はどのように書かれていたでしょうか。
”まさとくん”と、うさぎの”ラビーちゃん”といっしょに、地図の歴史(れきし)をたどってみよう。
まさとくん
ラビーちゃん
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その7 クモの巣のようになった地図
そして、ついに地球が丸いということが、みんなにしんじられる時代がやってくるんだよ。
大きな船が作られ、たんけんの時代がやってきて、たんけん家が、地球をいっしゅうしたことなどで、丸いことがはっきりしたということ!
でも、だれにでも地球が丸いことがしんじられ、どの地図にもそのことが、あらわされるまでには、少し時間がかかるんだ。
地球が丸くなると、地図はどうなるの?
ひとつは、地球儀(ちきゅうぎ)が作られて、使われるということ。
地球儀は、もちはこびにふべんだから、やくそくごとにもとづいて、紙などにたいらに広げた、今使われているような地図もつくられるんだ。
下の地図は、航海(こうかい)する船で使うためのもので、北や南といった方位(ほうい)をあらわす線がいっぱい引かれて、クモの巣のようになっているね。その線をたよりに船が進むんだ。これを、ポルトラーノ型(がた)の地図などとよぶ。
そしてこれは、ピリ・レイスという人が作ったもので、この地図には、このときは、まだ発見されていないはずの南極大陸が、なぜか書かれているんだって。
ピリ・レイス(1513年)
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