では、地球が丸いということがわかったのは、いつごろのことですか?
そして、それが地図にのあらわされたのはいつのことなのでしょう?
ここにあるのは、「バビロニアの世界図」から800年ほどのちの紀元2世紀の天文学者プトレマイオスの世界地図なんだ。
地球が丸いことを知っていた、プトレマイオスの世界地図には、丸い地球を平らにあらわそうとするくふうがあるんだ。
みかんの皮をひろげるような、そんなかんじがわかるかな。
へー、そんなむかしから、こんなにきれいな世界地図があったんですか。
あれ!、この地図のまわりで、くちぶえをふいている人はなんだろう!!
ほんとうはね、この地図はもっと新しいものなんだ。でも、プトレマイオスが書いた時代のうつしということです! そして、まだ地球の全体がわかっていなかったから、世界地図といっても、地球の一部でしかない。
そして、まわりに書かれているのは、風の神様でね。あちこちから、風をふきかけているんだって。