私たちがつかっている地図は、いつごろからあるのでしょう。
 ずーっとむかしから、いまのような紙に書かれていたのでしょうか。
 むかしの地図に、日本はどのように書かれていたでしょうか。
 ”まさとくん”と、うさぎの”ラビーちゃん”といっしょに、地図の歴史(れきし)をたどってみよう。

まさとくん

ラビーちゃん
 
 
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その1 木のえだと貝がらでできた地図



私たちのおじいさんの、そのまたおじいさんの、ずーとずーと先のおじいさんたちは、どのような地図を使ったのかな。
私たちの祖先(そせん)が、どのような地図を使ったかを知るには、少し前に南の海や、北極近くでくらしていた人たちが使っていた地図をかんさつするとわかるよ。
 
 ここにあるのは、太平洋のマーシャル群島(ぐんとう)というところにすむ人々の、木のえだでできた地図なんだ。
 木には、貝がらがむすびつけられていて、それは島をあらわしている。そして木のまがりは、海の流れをしめしているんだって。
 この島の人たちは、となりの島をたずねるときや、魚を取るときなどに、この地図を使ったそうです。
 
  


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